グルメメドレー・第二弾!


今回は、マイブーム、味噌ラーメン特集デス。
味噌ラーメンは得意でなかったが、この暑さで、しょっぱい味噌を美味しく感じてしまったのだ。
ニンニクの香りと相まって、暑い夏こそ味噌ラーメンを食すべき!と悟りをひらいた小川デス。





さっぽろ純連 東京店(高田馬場
猛暑の中、熱い味噌ラーメンが食べたく「さっぽろ純連」へ。
2年くらい前までは長い行列が続いていたけど、今はすぐ席に着くことができます。


因みに、セブンイレブンに置いてあるカップ麺は、三男が経営している純連(すみれ)のモノ。
こちらの純連(じゅんれん)は、長男が経営しているお店です。



さて、味噌ラーメンを注文。
おなじみのラードの膜で、スープから湯気が出ない熱々の味噌ラーメンが登場。


サッポロラーメン特有の、黄色い縮れ麺を箸ですくうと、広がる味噌の香りと湯気。 
コレが純連の醍醐味だろう。



結論としては「アレ、こんなんだったっけ?」、と肩すかしをくった感じ。
今一つ、深みや香りにかけるスープだったのが残念。


美味しいことには変わりはないのだが・・・ 過去の栄光、と言う感じが拭えなかったのでした。






二代目つじ田・味噌の章(淡路町
二代目つじ田が展開する、味噌ラーメン専門店。
お店の前では、冷たい麦茶のサービスもアリマス。



スープを一口。
あ、うまいっ!



濃厚な味噌の風味が口いっぱいに広がります。 ニンニクもいい塩梅に香ってる。
白味噌仕立ての熱々スープは、炒められた野菜や味噌の甘さを感じる旨いスープ。
優しい味わいながら出汁が十分に効いています。



スープの表面には青海苔が覆っていて、これは食べる途中で味を変化させる狙いだそう。
山形の老舗のお店からヒントを得たそうです。


生姜おろしが載っているのも特徴。
この生姜のシャープな香りと辛さが、ラードと味噌のコッテリ感を中和してくれます。
一杯で、いくつも味の変化を楽しめ、いい感じです。


さらに特筆は、色がひときわ濃いメンマ。
これがなかなか良い味付けで、うましっ!




コクと香りがありながら、優しい味わいの味噌ラーメン。
味噌ラーメンのイメージをくつがえす、お勧めのお店ですね。






らーめんダイニング ど・みそ(京橋)
以前、味噌ラーメンランキングで第2位に輝いたお店。
期待が膨らみます。



特味噌こってりを注文。


まずは、スープを。
赤味噌ベースで、味噌の味を大事にした「味噌!」って味わい。
背脂がしっかりスープの上に浮かんでいます。
飲むと、濃くのある旨味が口の中に広がり、
次に、ニンニクの香りがとても良いアクセントになっています。



けど、ちょっと塩っ辛いかも。



麺は、浅草開花楼製だけあって、モチモチとコシがあり、歯応え、ノド越しも良い。
残念なのは、ここの「もやし」。 茹でただけなんですね。
ん〜、やはり味噌ラーメンの「もやし」は炒めてもらいたいです。
どうしても水っぽい味わいになる気がします。




ランキングって難しい。






麺処 くるり(市ヶ谷)
こちらも人気のお店。
ドロドロの濃厚味噌が食べられるということで、30分も並んじゃいました。。




特製味噌を注文。


白味噌ベースの粘度の高い濃厚クリーミーなスープ。
冷や汁」って感じでインパクト抜群!



どろりとしてますが、でも脂ギッシュじゃないです。
味噌が独特の濃さ、凄い濃厚。
この粘度の高い濃厚さは味わったことがないかも。


でも、コクがいま一つのような気がします。
出汁の問題でしょうかね?



麺はもちもちの太麺で、この麺は美味しいと思う。



麺は好き、スープはどうも。
しかし、オリジナリティはありますから、ハマる人には素晴らしい店に思えるかもね。






味噌麺処 花道(野方)
こちらも人気店。


こちらのこだわりは、通常なら脇役の「もやし」。
「もやし」は薬品を使わず、美味しい水で育て上げられたもので、半生で出されると。


無料トッピングとして、「野菜(もやし)大盛りと、にんにくにくどうしますか?」と聞かれます。
男なら、もちろん野菜大盛り、にんにく付きでお願いします。





さて、味玉味噌ラーメン登場。

スープは濃厚な豚骨スープの上に白味噌が引き立っている感じで、とても奥深さを感じます。
最近のラーメンは脂がきついものばかりですが、そんなのは皆無で飲みやすい。


味噌には縮れ麺が多いですが、ここの麺は中太のストレートに近い麺。
これがもちもちとしていて、濃厚なスープに合うんです。



肝心の「もやし」は、クキっと弾け、白く生き生きとしていて野菜の生臭さはありません。
シャクっと噛みつぶすと甘みを感じる、美味しい「もやし」でした。




店主は、あの「蒙古タンメン中本」で修行されたとか。
今度は、辛味噌ラーメンも食べてみたいところです。






The Outsiders(大崎)
旧店名「凛」、二郎インスパイア系のお店です。


店内はボリュームもうるさいロックの音楽で満たされていて、一切会話が出来ません。
ですので、全員もくもくとラーメンを食べることになります。
ROCKな店内でHEAVYなラーメンを食べるわけです。



さらに、店名通り、Outsiderなメニュー満載です。
醤油、塩、味噌の他に、何と、ポン酢!カレー!カレーチーズ!!
ポテトチップスの味じゃないですよ。 ラーメンの味ですから(笑)。




一瞬、カレーチーズを注文しようと思いましたが(嘘)、マイブームの味噌ラーメンを注文。
運ばれてきたのはこれでMサイズ。一般的な大盛は優にあります。


野菜の下にはかなりの量の太麺が隠れており、まず最初の作業は麺を上に出す循環作業。
麺は、四角いタイプの中太麺。 麺の量が多いから、この時右手には、かなりのGがかかりマス。



スープは背脂たっぷりでいかにも体に悪そうですが、この不健康な感じが二郎系の魅力。
大きな背脂が大量に入っていて、味付けはかなり濃い目。
また全体的にしょっぱい味付けなので、食べていて、どこかキリッとエッジが立っている感じ(笑)。



ベースはとても「ワイルド」ですが、味噌が入ることで「マイルド」になってます。
とってもジャンクな味ですが、それが逆に麻薬的というか中毒性の高いスープを実現している。



濃さといい、脂の多さといい、量といい、体に良くないだろうなと思いながらも食べ続けてしまう。
そして食べ終わってから少し経つとまた無性に食べたくなる。
まさにラーメン界の麻薬といったところでしょう。


珍しく女性客もいて、最近のジロリアンラーメン二郎マニアのこと)ブームの浸透の強さを感じた。




死ぬぞ、みんな(笑)。