「○○と合います」


味を表現する際に、どれも似たようなものになってしまいがちです。
私達は、プロのライターではないですから、それも当然ですよね。



あるお店の白ワインの紹介で、こんな風に書いてありました。
・「フルーティーで爽やかな酸味です」
・「スッキリとした飲みやすい味です」


「爽やか」「スッキリ」など、同じような表現が使われているため、両方のワインの違いがよく分かりません。
とは言え、お客さんに納得して注文して頂くためには、味の違いを文章でどう表現していくかは大きな問題なのです。



そんな時は、具体的なモノを挙げて、イメージをしやすくするとよいのです。
先ほどのワインの例で言えば、
・「フルーティーで爽やかな酸味。クリームチーズと相性のいい白ワインです」
・「スッキリとした飲みやすいワイン。魚介のマリネとよく合います」


「○○に合います」という表現を使うことで、先ほどより二つのワインのイメージが具体的に見えてきませんか?




この表現方法は、もちろんワイン以外にも使えます。
「ドイツタイプの自家製ソーセージ。あふれ出る肉汁が、ライトなビールとよく合います」


こんな紹介をメニューに載せると、「ライトなビールと合う」ことから、コクのあるジューシーなソーセージなのだろうな、というイメージがわきますよね。



これらの結果、お客さんは、料理と一緒にワインやビールも注文してくれるかもしれません。
味を想像してもらうことができる上に注文も増えれば、一石二鳥の表現方法と言えます。




料理の特徴を伝えにくい時は、最もマッチする食べ物、飲み物をお客さんに教えてあげましょう。お客さんは、きっとそれを味わってみたくなるはずです!



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