見えないところを魅せる


外側だけ見ても分からない「中身の魅力」を持った食べ物って沢山ありますよね。
中身に特徴が隠れているなら、中身を見せなければその良さや美味しさは伝わりません。



例えば、カフェなどで流行のシュークリーム。
中にはどんなクリームが詰まっているのか?どんな工夫がされているのか?
いくら中身を説明する言葉を重ねたとしても、それが的確にお客さんに伝わるとは限りません。


そんな時は、「断面の写真」を活用してみましょう。
大切なのは、写真と一緒に「注目して欲しいポイント」を伝えること。
例えば、クリームが特徴だとしたら、
「バニラビーンズを加え丁寧に練り上げた、ミルキーなカスタードクリームが入っています!」。
そして、バニラビーンズの黒い粒が分かる写真を掲載するのです。



人は、よく分からないモノは安心して買うことができません。
「外側だけの写真」と、「外側と中身の写真」とでは、後者の方が情報量は多くなります。
その結果、お客さんは安心してその商品を注文することができる、というわけです。



さらに、「中身」がない食べ物でも、切ってみると魅力的な断面が現れることってありますよね。
例えば、肉厚のマッシュルームや、パプリカ。
パプリカを半分に切った断面の写真をメニューに載せてアピールしてみてはいかがでしょう?


「とっても肉厚のパプリカです!
ジューシーさを損なわないよう、そのまま切ってスティックサラダにしました」


パプリカ単体では、あまり注文がない商品だと思いますが、これなら注文したくなりませんか?




考えてみれば、とても単純な方法です。
しかし、「中身の魅力」をアピールできていないお店も多いのです。


中身に特徴があるもの、割ってはじめてその良さが分かるものなど、あなたのお店の商品で、特徴が中に隠れてしまっているものはありませんか?



〜飲食店の開業、改装工事を計画の方へ〜☞ 飲食店専門 デザイン・内装 提案ネット

 「○○と合います」


味を表現する際に、どれも似たようなものになってしまいがちです。
私達は、プロのライターではないですから、それも当然ですよね。



あるお店の白ワインの紹介で、こんな風に書いてありました。
・「フルーティーで爽やかな酸味です」
・「スッキリとした飲みやすい味です」


「爽やか」「スッキリ」など、同じような表現が使われているため、両方のワインの違いがよく分かりません。
とは言え、お客さんに納得して注文して頂くためには、味の違いを文章でどう表現していくかは大きな問題なのです。



そんな時は、具体的なモノを挙げて、イメージをしやすくするとよいのです。
先ほどのワインの例で言えば、
・「フルーティーで爽やかな酸味。クリームチーズと相性のいい白ワインです」
・「スッキリとした飲みやすいワイン。魚介のマリネとよく合います」


「○○に合います」という表現を使うことで、先ほどより二つのワインのイメージが具体的に見えてきませんか?




この表現方法は、もちろんワイン以外にも使えます。
「ドイツタイプの自家製ソーセージ。あふれ出る肉汁が、ライトなビールとよく合います」


こんな紹介をメニューに載せると、「ライトなビールと合う」ことから、コクのあるジューシーなソーセージなのだろうな、というイメージがわきますよね。



これらの結果、お客さんは、料理と一緒にワインやビールも注文してくれるかもしれません。
味を想像してもらうことができる上に注文も増えれば、一石二鳥の表現方法と言えます。




料理の特徴を伝えにくい時は、最もマッチする食べ物、飲み物をお客さんに教えてあげましょう。お客さんは、きっとそれを味わってみたくなるはずです!



〜飲食店の開業、改装工事を計画の方へ〜☞ 飲食店専門 デザイン・内装 提案ネット

 続・感想を「五感」に分けて書いてみよう!

さて、五感それぞれに注目した特徴が書けたら、その中から「ココは、他の店より優れているぞ」と思う点を抜き出してみます。


挙げるポイントが平凡では、お客さんには刺さりません。
「ココがちょっと他とは違うんですよ」、といった「ちょっとした違い」が大切です。




例えば、ここに美味しいミネストローネがあるとします。
五感を使って味わった結果、真っ赤な色の見た目、そして強いにんにくの香りが、他とは違う特徴であったとします。
この二つの特徴を踏まえ、次のような表現が考えられます。


「スープにトマトジュースを使った、鮮やかな赤が印象的なミネストローネです。パンチの効いたガーリックの香りが食欲をそそります」


「美味しいミネストローネ、出来ました!」より、具体的なイメージがわきますよね?




お客さんに料理の味を想像してもらうためには、より具体的な情報を伝えることが大切です。
その時に、このような五感の表現が役立ちますよ。



〜飲食店の開業、改装工事を計画の方へ〜☞ 飲食店専門 デザイン・内装 提案ネット

 感想を「五感」に分けて書いてみよう!

よく目にするのが、「美味しい○○ができました」という表現。
残念ながら、「美味しい」という表現は当たり前すぎて、誰も注目してくれません。


あなただって、テレビのグルメリポーターが「美味し〜い」とだけ言ってるのを見ると、「分かんね〜よ!」と突っ込みたくなりますよね。(僕だけか?!)


「美味しい」という言葉は非常に抽象的なので、味を想像することができません。だから伝わらない。つまり、「美味しい」という表現は、何も書いていないのと同じなのです。




料理の「美味しさ」を伝えたいのであれば、その美味しさが想像できるように、もっと具体的なポイントを伝えなくてはならないのです。
それには、五感に分けて表現するのが効果的。


まず、次の点に注目して、実際に自分の料理を食べてみて下さい。
そして、その時に思ったこと、感じたことをメモして下さい。

  • 視覚:料理の「見た目」です。どんな色?どんな形?どんな大きさ?
  • 聴覚:その料理を作る時、食べる時、どんな「音」がしますか?コトコトと煮込む音?、ザクザクと切る音?
  • 嗅覚:「匂い」香りを表現する時は、「○○に似た匂い」と、似た香りのものを探すと、お客さんに伝わりやすくなります。
  • 触覚:食べた時の歯ざわりは?サクサク、ふんわり、とろ〜り・・・など、擬音で考えるとよいでしょう。
  • 味覚:甘い?苦い?酸っぱい?などストレートな表現の他に、「ビールに合う味」、「日本酒のアテに最高」のように、「○○に合う味」という表現も面白いです。

続きは、また明日(失敬)。



〜飲食店の開業、改装工事を計画の方へ〜☞ 飲食店専門 デザイン・内装 提案ネット

 美味しさを伝えることば


お待たせしました(笑)!


お陰さまで、新サービスの立ち上げやら、たくさんのお仕事のご依頼やらを頂戴しまして、
すっかりご無沙汰でした。



そこで、新サービス立ち上げに関連して、飲食店経営者の方に、「美味しさを伝えることば」の書き方について、集中的にご紹介します。


「伝えることば」と言っても、肩肘張ったものではありません。
あなたの料理や商品を魅力的に見せる、メニューやちらしの書き方についてです。


メニューやちらしの内容を変えても、製作コストが上がるわけではありません。
つまり、これを実践することで、コストを上げることなく、売上げを手っ取り早く増やすことができるのです。



難しいことは何もありません。
強いて一つだけ挙げれば、「ちゃんと味わうこと」。それだけです。
ご自分の料理を、ちゃんと味わって、商品のことをよく知って下さい。




さて、あなたのお店、あなたの料理はどんな言葉で魅力的になるでしょうか?
明日へ続く。


〜飲食店の開業、改装工事を計画の方へ〜☞ 飲食店専門 デザイン・内装 提案ネット

Google ショッピング

Googleショッピングが開始されました。



Googleショッピング



楽天」「Amazon」のデータは出てきませんが、
「ヤフーショッピング」に登録しているサイトは出てきます。





Googleとヤフー提携発表の際、予測していたことが現実となったようです。


ヤフーがGoogle検索エンジンを採用した理由の一つとして、
(これまでグーグルの検索を拒否していた)ヤフーショッピングなどを、グーグルの検索結果に表示することで、誘導を増大させることができると。
http://d.hatena.ne.jp/hikidasu/20100727/1280234721





Googleショッピングに商品情報を登録する管理画面があり、
CSVファイルで登録すれば、Googleショッピングの検索にひっかかるようになるようです。
http://www.google.co.jp/intl/ja_jp/products/submit.html





検索上位に表示されるロジック(SEO)を、今後ウォッチしていきます。



あなたの会社の集客を一括まるごとお手伝い。☞ 曳きダス!実践プロジェクト

Googleプレイス

Googleプレイスというサービスをご存知ですか?


Googleプレイス


既にご存知の方もあると思いますが、
グーグルで検索すると、検索結果の上部に地図とともに店舗情報が表示されるサービスです。




まだ見たことがないという方は、試しにグーグルで、
「渋谷 レストラン」
というキーワードを入力して検索してみてください。


検索結果の上部に渋谷駅周辺の地図が表示され、その右側に赤いマークと、お店のホームページへのリンクなどが表示されます。


各店舗の「レビュー」という文字をクリックすると、それぞれの詳細情報へとリンクしますが、
これらがGoogleプレイスに登録されている情報です。
このサービスは、「無料」で登録可能です。



Googleプレイスには、かなり詳しい情報を登録することができます。

サービス料金、駐車場の利用、専門分野の他に、レストランであれば料理のメニューや価格、予約方法、ホテルであればチェックアウト時間や部屋設備なども掲載できるのです。





このサービスは、Googleマップ(地図)に紐づけられています。
このため、飲食店だけでなく、ホテル、士業、医院、工務店、学習塾など、特定の地域名などを加えて検索される商売の場合、特に利用価値が高まります。



なお、連携している口コミサイトのデータなども反映されるため、その店舗の関係者が自ら登録していなくても、表示されるケースもあります。
そのような場合は、その店舗の関係者が通常の登録をした後、詳細情報を書き換えることも可能です。





実は、このサービスはホームページがなくても登録できます。
ホームページがない方にとっては非常にありがたい存在となると思います。
が、やはりネットでの集客媒体として考えた場合、
ホームページがあった方が、一層効果は高まるでしょう。


「無料」ですので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。




Googleの、「住所指定オプション」や、「サイトリンクオプション」については、
また別途ご紹介いたします。




あなたの会社の集客を一括まるごとお手伝い。☞ 曳きダス!実践プロジェクト