江戸前煮干中華そば きみはん(根岸)


千駄木の「つけ麺 TESTU」が仕掛けるセカンドブランド店です。


このセカンドブランド店、ラーメン界ではちょっとしたブーム。
せたが屋」のセカンドブランド「ひるがお」は有名ですが、
その他にも「つけめん玉」セカンドブランド「三三七」、「とみ田」の「雷本店」、「気むずかし家」の「魚雷」等々・・・


それぞれに全く違う味を確立している点が素晴らしい。


他の業態でも、ターゲットを絞り込んだセカンドブランド店を展開したら良いのに・・・。




さて、特製江戸前煮干し中華そばの醤油を注文。
スープの表層にラードの膜ができており、丼もアツアツ。


スープを・・・
煮干しを前面に押し出したスープと言うより、
煮干がほんのり香り、鼻腔から口にじんわり伝わります。


煮干をアピールしているのに、煮干感ゼロなのはちょっと残念。
もっとガツンと煮干を効かせたのが好きな僕には、少し物足りなさを感じる。


でも、深みとコクがある熱々のスープ。
これはこれでかなり旨いスープであることには違いありません。




麺は、村上朝日製麺所の麺を使用。
タピオカ入りだそうで、少し黒い色をしたコシの強い麺です。
確か、「肉そばけいすけ」でも同じ麺を使っています。


さて、村上朝日製麺所と聞いておや?と思った人、僕と一緒です(笑)。
村上春樹さんと何か関係があるのか?
社長が、村上朝日堂のファン? もしや親戚とか?


で、調べてみました。


ふむ、単なる偶然でした。
有限会社朝日製麺所が、村上製麺所を吸収合併し、有限会社村上朝日製麺所に社名変更したとのこと。



この日の気温は31度!
熱々のスープを、汗だくで飲み干しましたとさ。