法治国家日本?


検察官は、庶民に代わって、刑事事件を捜査する立場。
その検察官が、証拠を改ざんしては・・・。


大阪地検特捜部の主任検事が、押収した証拠データを改ざんした事件は、ついに逮捕という顛末に。
でも、これで収まるのか?
エースと呼ばれる主任検事がやっていることを、他の検事はやっていないのか?
そしてこれは、過去からの「慣習」ではないのか?




村木元局長の手記(文藝春秋10月号)や、東京地検特捜部に「国策捜査」で逮捕された佐藤優氏のブログを読むと、日常的に行われているのではないか、と思えてしまいます。

そもそも、無罪判決となった場合は、担当した検察官の出世にマイナスになるそうで、検察官は「無罪をとられる」という表現をするのだそうだ・・・




これらを読む限り、主任検事1人を逮捕して終わる事件ではありません。
過去の事件を、すべて洗いざらいしないと。
そして、「不当捜査」により有罪に追い込まれた人を助けないと。


法治国家としての日本を、根底から揺るがす大事件です。