独自化のキーワード・ターゲットを変える


商品・サービスの展開を考える際、「人」を変えるというキーワードは有効です。
商品を買う人、サービスを受ける人を変える、ということです。



最近は、「大人向け」を「子供向け」に変えてヒットしたものがたくさんあります。
例えば、ナルミヤの「小学生向けのブランド服」。
見た目を気にし始める女の子の気持ちをつかんで大ヒットしました。僕も買わされた(笑)。

他にも「キッズコスメ」や「子供のエステ」「子供整体」・・・等々。


逆に、任天堂のDSやWiiは、子供向けと思われていたゲーム機をシニア層にも売って、
市場拡大に成功しました。




ターゲットを変えるには、分かりやすいところで「男性向け」と「女性向け」があります。
男性向けの化粧品、エステ、ネイルサロン、ガードル・・・
女性向けの立ち飲み屋、パチンコ屋、AV・・・


ターゲットを変えると、おのずと商品・サービスの売り方、魅せ方を変えなければなりません。
男性用ガードルを売るには、下着売り場ではなく、スーツ売り場。
スタイルよくスーツを着たい男心に訴えるためです。
色もピンクやベージュではなく、黒やグレー。


今までの商品・サービスをどのように変化させれば、新しいターゲットに合うかを考えることが大切です。




独自化には、「提供される側の人を変える」のはオススメです。
赤ちゃん用のフルコース、1950年代生まれ限定旅行ツアーなど、
ターゲットを細かく変えて考えてみましょう。


・ターゲットを細かく変える
・ターゲットに合わせて売り方を変える