独自化のキーワード・大きさ


「大きさ」は、実用性より面白さが優先されます。


なぜ、「日本一長い焼き鳥串」や「日本一大きな寿司」を作るのか。
話題性もありますが、それならば「日本一小さなケーキ」でもいいはずです。



答えは簡単、大きなものを作る方がインパクトがあるから。
日常でお目にかかれない大きさは、人に見せたくなります。
さらに人に知らせたくもなります。
大きさを狙うと、印象に残りやすくする効果があるのです。




逆に、小さなものは、コレクター心に訴えるものがあります。
食玩」と呼ばれる精巧なミニフィギュアは、市場にすっかり定着しました。
実用性はゼロに近い。ただ、集めて眺めて楽しむ。


小さなものが集まると、飾りたくなります。
フィギュア用の展示ケースも販売されています。ミニカー、ドールハウス、ミニチュア家具などなど・・・



小ささと収集欲を組み合わせた商品開発には、まだまだ余地がありそうです。


・「ビッグ○○」「巨大○○」「メガ○○」「ギガ○○」「激盛○○」を考えてみましょう。
・「ミニ○○」「ミニチュア○○」「コンパクト○○」「ちび○○」「プチ○○」「を考えてみましょう。