民主党代表選


昨日、民主党小沢一郎前幹事長が、ついに代表選への出馬を表明しました。
マスコミ各社はこぞって、「あきれた権力闘争」、「永田町の政治屋集団」、「「政治とカネ」の問題はどうなった」などと一斉に書きたてました。



批判は良いのだが、全てのマスコミが同じ論調、と言うのはどうなんだ??



確かに、表層だけ見ると、民主党内の権力闘争にしか見えないが、
これは小沢氏が仕組んだ「芝居」ではないか?と見るのは、考え過ぎだろうか?




僕の考える、小沢氏の「芝居」はこうだ。


マスコミ報道を民主党で独占するため、代表選までは権力闘争をしているように演じる。

                   

必然的に、自民党など野党はマスコミ登場回数が減り、存在感が薄くなる。

                   

小沢氏がヒール(悪役)を演じることで、相対的に菅氏の株が上がる。(「小沢に負けるな!」)

                   

国民の衆目、期待は菅氏に集まる。(「頑張れ、菅!」)

                   

代表選で菅氏が勝利。(国民拍手!)
菅総理の支持率上昇。 結果、民主党の支持率も上昇。


または、代表選で小沢氏が勝利。 が、検察審査会で強制起訴をされる直前に、自ら潔く菅氏に代表を譲る、ように見える芝居を打つ。 結果、菅総理民主党の支持率は上昇。
こちらのパターンの方が、小沢氏が党内での力を維持できるので良いかも(笑)。



このような三文芝居の目的は、参院選で菅敗(完敗)した、菅総理民主党の支持率低下を、
一気に挽回しよう!という魂胆ではないかと。




やっぱり、考え過ぎですかね?
杞憂に終わることを祈っています。