東京メトロ


最近、東京メトロのテレビCMを頻繁に目にします。
「東京日和」と言う、冠番組もあります。



それを目にする度、僕は、ものすご〜い違和感を感じます。
と言うより、憤慨、と言った方が良いかもしれない。



だって、公共交通の東京メトロが、多額の予算を使ってテレビCMをする意味って何ですか??
CMを見たからと言って、「そうだ!東京メトロに乗ろう!」、な〜んて人はいませんよね。


まさか、節税のためではないですよね(笑)?

イメージアップのためだとしたら、それは違うと思います。
公共交通のイメージアップは、CMではなく、顧客サービスで獲得することが筋だから。




テレビCMをするお金があるなら、エスカレーターの1つでも設置して欲しいと思うのは、
僕だけでしょうか?

地上への出口など、大半は階段しかないものだから、本当に大変です。
年配の人や、ベビーカーを持った人、足腰の悪い人などなど、本当に辛い思いをしています。




極論すると、公共交通機関は「儲けてはいけない」、と僕は思っています。
もちろん、株式会社である以上、利益を出す必要があります。
「儲けてはいけない」とは、公共交通機関は、売上の一定額以上はサービスへの投資を義務化して欲しい、と言う意味です。
そうでなければ、サービス改善に投資しない方が儲かる、という本末転倒になってしまうからです。




東京メトロのキャッチフレーズが「TOKYO HEART」だなんて、悪い冗談としか思えません。

(「またやろう。」「家でやろう。」シリーズのマナーポスターは好きですけどね。)