高校野球


甲子園がいよいよ佳境に入ってきて、今日から準々決勝。



でも・・・。
僕は、以前から、こんな残酷なコトを「教育」の一環として続ける高野連に疑問を抱いています。
残酷なコトとは、ただでさえ酷暑の中、連戦を強いること。


試合に勝利すると、投手は連戦連投!  試合に勝ったのに、罰ゲームのようです。
試合の公平さからも疑問ですしね。




投手の肩は「消耗品」と言われています。
だから、野球の本場大リーグでは、ブルペンでも試合でも、投手の球数を厳しく制限しています。
日本でも、有力投手が早々に敗退すると、プロのスコアラーは逆に喜ぶそうです。
実際、甲子園で活躍した投手の中で、晩年まで活躍した選手はいないのでは?



ホームランを打ってもガッツポーズはダメとか、長髪禁止とか、
どうでも良いことに「教育的指導」を与える高野連
この現状こそが、「教育的指導」ものだと思うのですがね。




多少は考慮してか、以前は1日4試合やっていたベスト8も、最近は2日に分けるようになった。
ところが、春夏連覇を狙う沖縄・興南高校は、昨日の第4試合を戦い、
今日は酷暑が予想される午後1時30分開始予定の第2試合に登場。
不動のエース島袋投手は大丈夫なのか?


もう一方のプロ注目、一二三投手を擁する東海大相模は、一昨日の第1試合で勝ち、
次の試合は明日の第1試合。 中2日あります。
これが優勝旗の行末にどう影響するか・・・。




全体の日程は、阪神タイガースとも相談せねばなりませんから、そう簡単ではないとは思います。
でも、試合開始時刻は簡単に変えられるはず。
2試合だったら、1試合目は朝7時から、2試合目は夕方5時からと、
暑くない時間帯に変えればいいのに。



まさか今どき高校生を、夜間に「働かせる」ことに、教育上問題があるとか言いませんよね?
早朝・夕方開始をぜひ実現して欲しいものです。