検索エンジン


Yahoo!JAPAN が Google検索エンジンを採用する」そうです。


アメリカのヤフーは、マイクロソフトの「Bing(ビング)」を検索エンジンとして採用することをすでに発表し、統合を進めています。


日本のヤフーが使っている検索エンジンは、このアメリカのヤフーが開発した「YST」という検索エンジンなので、アメリカの状況を聞くにつけ、日本はどうすんだ??と思っていたところデス。



既に、「YST」は無くなる運命。
となると、グーグルの検索エンジンか、マイクロソフト検索エンジンか、
ヤフージャパンとしては、二者択一しかなかったのデス。


で、僕が思うに3つの理由により、ヤフージャパンはグーグルの検索エンジンを選択したのかと。
1.マイクロソフトのBingより、グーグルの方がシェアが圧倒的に高い

2.(これまでグーグルの検索を拒否していた)ヤフーショッピングや、オークション、知恵袋などをグーグルの検索結果に表示することで、これらコンテンツへの誘導を増大させることができる

3.検索連動型広告のプラットフォームの開発・運用コストを削減できる


結果、グーグルの検索エンジンを選択した、と言うところか。



実は、以前(2001 年から 2004 年)にもヤフーは検索エンジンにグーグルを採用していました。
が、2004年5月、「YST」の開発に合わせ切り替えたという経緯があります。
そして、再びグーグルと提携することになったわけです。



これにより、通常の「ウェブ検索」の結果は、ヤフーもグーグルも同じになります。
現在両者で順位が大きく異なることも多いのですが、今後はこうした違いはなくなります。
検索連動型広告の管理画面はどうなるのか?
運用は別々とのことですが、管理画面は統一されるのか??



ただ、忘れてならないのは、グーグルにせよ、マイクロソフトBingにせよ、
アメリカで開発されたものだと言うこと。
ヤフージャパンが、いくら日本で圧倒的な力を誇示しようとも、
アメリカのモノを使わざるをえない現実・・・



未だに、ネットでの選挙運動や、ネットでの住民票発行などを認めない、
この国の政治家や官僚たちは、この現実をどう思っているのか?
一度、聞いてみたいものデス。