地デジ化対策


ついに、恫喝まがいのやり方に出た、テレビ局の地デジ化対策。
昨夕には、アナログテレビに対して全局一斉に砂嵐攻撃。

共同通信社ニュースより)



どのチャンネルにしても砂嵐。
これはウンザリするうえに、恐怖感もかき立てることでしょう。




このやり方、Microsoftとおんなじですね。
自己都合・身勝手な経営戦略で、Windowsのバージョンを次々アップさせるやり口。
それに伴ってOfficeのバージョンは、どんどん悪化させるやり口。
テレビ局も同じに見えます。




ただ、ここに来て、Microsoft帝国のパワーはグッと弱まった。
テレビもまた同じかと。


テレビ番組を見逃したら、次の日の話題についていけないというのはいまや昔。
垂れ流される番組の多くは、どうでもいいものばかり。
視聴率は激減。 広告収入も減る一方。




Windowsのバージョンアップに比べれば、
アナログテレビをデジタルに切り替えるのは意義があることは分かる。
分かるけれども、肝心のコンテンツは相も変らぬもの。
すべてを良質の番組にするのは無理でも、もう少し努力して欲しいものです。



視聴者に負担を強いるのなら、自分たちはこれからどういう番組を作るのか、
マニフェストを宣言すれば良いかと。
そして、ホームページなどで各番組毎に、必ずそのマニフェストを掲載する。
自分たちが、どういうコンセプトでこの番組を作っているのか。
それは局のマニフェストに、どのように合致しているのか。
それを宣言してから番組を放映する。
総務省も、これくらい義務として課さないと。
それでなくとも、ただみたいな電波料で荒稼ぎさせているのだから。



これまでテレビ離れが語られるとき、ネットの普及が持ち出されてきました。
しかしそうではなく、テレビ番組は、他のコンテンツと比べ質が低いと受け止められていることに、
テレビ局の人間が気づいていないことこそが問題なのだと思います。