新型書店
新型書店って??
大日本印刷傘下の両社を一緒にし、それぞれの強みである専門書と洋書をウリにした本屋さんにするんだそうだ。
ふ〜む。
アマゾンに対抗するには、もっと工夫が欲しいところです。
ジュンク堂が展開するネット店舗、その名も「ネットストアHON」。
何てベタなサイト名だっ。
「送料無料キャンペン」とか、「24時間以内にお届け」など、
アマゾンのプレミアム会員を思い切り意識したサービスです。
これを、もっとリアル店舗と融合したらいい。
「書店員のおすすめ本」と言うコーナーがあります。
単に並べているだけで、あまり買いたい気にはなりません・・・
プロの読み手による選書コーナーがあります。
今あるのは、「中沢新一書店」。中沢氏が選んだ本10冊が並んでいます。
これはこれで良いけど、リアル店舗のないアマゾンには、絶対できないサービスを目指すべき。
そのあたりを、是非実現して欲しいものです。
僕なら、「仮・取り置き」サービスを導入するかな。
読みたい本を、「仮」でお取り置きができて、店舗で中身が確認できるサービス。
本の中身を確認してから買いたいときって多いですよね。
特に専門書や洋書などは、その部類に入ると思います(洋書は買ったことないけど)。
でも、いざお店に行くと在庫が無い場合も結構ある。
どこの書店にあるかも分からない。
電話で問い合わせたら、買わねばならないと言う暗黙のプレッシャーもある。
そんなとき、ネットで先に在庫を調べ、取り置きができたら、無駄足を踏むこともなくなります。
そして店舗で中身を見て気に入らなければ、買わない選択も可能。
既に、全国のジュンク堂書店の在庫はネットで分かるようになっているので、導入は簡単デス。
本購入の新しい流れが作れると面白いかな、と。
さらに、アフィリエイトを導入しても良いと思うんですよね。
先ほどの、「書店員のおすすめ本」コーナーで売れた分は、本人にアフィリエイトフィーが入る。
書店員も頑張って書くし、充実した書評があればお客さんにもメリットがある。
健全なモチベーション維持に役立つなら、是非報酬制度を取り入れて欲しい。
増大し続けるアマゾンを牽制するだけでなく、ネット書店界が健全に発展するためにも、
ジュンク堂・丸善連合には何とか頑張って欲しいものです。
といいながらアマゾンのプレミアム会員の自分って・・・