スポーツは難しい?


運命のパラグアイ戦は明日23時。
仕事をテキパキ終わらせて、正座して見ないと。


今回のW杯、日本は3戦全敗と言われてました。
えぇ、僕もそう思ってました。
あの連戦過程を見れば、誰だってそう思います。


そうならなかったのは、直前のドタバタにしか見えなかったメンバーチェンジが功を奏したから。
今や国民的ヒーローとなった本田選手に1トップを任せ、彼が結果を出して勢いが出ました。
そして、中村俊輔をバッサリ切れたこと。
岡田監督の功績は、これができた勇気にあると思います。



代表チームの思わぬ活躍で、W杯に乗っかった企業もホクホク顔でしょう。
でも、この企業はどうか?


ヤマダ電機
ご存知、中村俊輔がスタメン落ちでがっかりでしょう。
でも、元々業界トップ企業ゆえ、こちらはまだいい。



こちらはどうなんでしょう。
コーセー化粧品。
女性をメインとしてきたコーセーが、男性用市場にも参入ということで、
実は今年の2月にこれらの製品は発表されておりました。

日本初“アディダス”ブランドのメンズケアシリーズ
「アディダス スキンプロテクション」(PDF)


2月という、まだ代表メンバーが確定しない時期に、イメージキャラクターを選ばないといけないから、確実な選手が欲しい。
ただ当然のことながら、アディダスを使用する選手の中から選ばないといけない。
アディダスと契約する選手は、意外に少なく、中村俊輔内田篤人森本貴幸


俊輔、内田、森本から2人選べとなれば、2月時点ではやはりこうなる。

中村俊輔
内田篤人


結果、アディダスはまだしも、コーセーにとっては、痛すぎるほどに痛かった。
俊輔がスタメン落ち、内田は、いまだ出場機会もなし。
つまり、アディダスとコーセーのコラボは、仮に日本がベスト4まで勝ち進んだとしても、
さほどの盛り上がりとはならない・・・。


アディダスは、代表チームそのもののサポートもしているわけで、
コスメ関連は余技にすぎないから、さほどの痛みは感じないでしょう。

でも、コーセーにとっては、「いよいよ男性コスメ市場に本格参入!」と意気込んでいただろうから、この「結果」は厳しすぎる。


コーセーはこの先、どんな戦略で挽回をしていくのか。
リスクの大きいスポーツとのコラボはもうやめて、普通のタレントを使うことになるのでしょうか。
でも、それでは全然目立たない。


スポーツとのコラボは難しいです。



因みに、昨日、子供のリクエストで加茂スポーツに日本代表グッズを買いに行くと、
本田選手のものは、ストラップ、キーホルダー、タオル、Tシャツ等々全て売り切れ。

一方、俊輔、内田選手のは余りまくり・・・。


スポーツは残酷デス。