流通業はもう秋
連日暑い日が続いてますが、皆さんいかがお過ごしですか?
こんな挨拶が普通にできる今日この頃にも関わらず、
スーパーの店頭にはもう「秋」関連商品が並び始めています。
こんな暑い日が続くのに、「秋」といわれても全然ピンと来ないっす。
この「季節感のなさ」が、流通業停滞の原因ではないかと思うのですが、ね。
まあ、食品であれば、食欲さえあるならお構いなしですが、
洋品売場もすでに秋商戦に入っていたのはかなり疑問。
都内のヨーカ堂の売場では、すでに厚手の商品が前面に出ており、薄手のものは在庫一掃セールくらい。 気温35℃の日に、ゴワゴワしたシャツを買いたいと思います?
ゲンナリと言うか、がっかりです。
ヨーカ堂・鈴木敏文会長の有名な言葉に、「過去を全否定しろ」と言うのがあります。
「単品管理(商品毎に売れ筋と死に筋をタイムリーに把握し、発注精度を高めること)」と言うのもあります。
「言うは易く行うは難し」、と言うことなのでしょうか?
流通業も年間計画で動いているのだから、仕方ないとは思います。
でも、毎年のこと、そろそろ対応策を講じよう、と考える流通業はないものでしょうか・・・。