政治主導
永田町にある社民党本部ビル。
国会議員が10名の少数政党の本部にしてはいかにも大きいビルです。
それもそのはず。
社民党は、国会議員200名超の大所帯だった旧社会党の流れを継いでいるからなんですね。
報道によると、あのビルの敷地は自民党本部ビルと同じく、国からの借地であり、賃料は相場よりも相当に低いのだそうだ。
しかも党首が代表をつとめる財団が賃貸事業まで行っており、そのお金が政党としての活動費に充てられているそう。
自民党本部ビルのように政党の活動のためだけに使われているのならまだしも、テナント貸し事業を、有利な条件で国から借りているのに行っているというのは目的を逸脱した行為ではないか。
社民党も少数政党になったのだから、どこかの雑居ビルのワンフロアで十分じゃないかと思う。
みんなの党は、ワンルームマンションの一室です。
と言うか、そもそも議員は、完成したばっかりの豪華な議員会館が用意されている。
党職員の為に党本部は必要なのでしょうが、少数政党なのだから身の丈をわきまえるべきかと。
もし、あの永田町の一等地を国が更地にして売却したら、少しは国債を返す原資にもなるだろう。それは自民党も同じである。
同じ事が霞ヶ関にも言える。
あんな一等地に自社ビルを構え、土地を贅沢に使っている。 中庭にテニスコートもある。
みんな霞ヶ関から撤退し、賃貸にすれば良いのだ。
IT化の時代である。
多くの会議はメールやテレビ会議でも事足りるだろうし、霞ヶ関にみんなが集まる必要はない。
そもそも「霞ヶ関」なる用語が存在すること自体、官僚支配国家の象徴で、
それが日本の元凶となっている証左なのだから。